代表からのご挨拶
この度は、当ラボのサイトをご訪問いただきありがとうございます。
代表からのご挨拶に代えて、当ラボの設立趣意をご紹介いたします。
◆子どもにとっての安全で豊かな生活環境(実践(プロセス)の質)
◆職員にとっての働きやすさ(条件の質、労働環境の質)
◆施設管理者にとっての運営の安定(職員確保、職員のエンゲージメント、園児の確保、保護者との良好な関係構築)
幼保連携型認定こども園(当初は保育所)の運営に20年以上携わってきた者の実感として、上記の「保育のコンディションの3要素」はトレードオフ(何かを得ると別の何かを失う、相容れない関係)ではなく、互いに支え合うトラス構造だと捉えています。
しかし一般には、「働き方改革の推進=保育の質の低下」や「施設経営の安定を優先=職場のブラック化」といったイメージが根強く残っています。
また、「ICTを導入してみたものの、業務負担はますます増えた」とか「ドキュメンテーションに取り組んではみたけれど、保育の質につながるようには思えない」といった声も、しばしば耳にします。
その背景には「保育のコンディションが悪いことに無自覚な(あるいは、あえて目をそらした)まま、新しい取り組みに手を出し、ますますコンディションを悪化させる」という悪循環があります。
自園の保育のコンディションを確認し、望ましいバランスに調整することで、取り組みは本来の効果を期待できるようになります。
そこに必要な、知識( knowledge )、技術( skill )・手法( method )、意識・精神( mind )などについて研究し、そこで得た成果を共有していくことを目的として、この保育コンディショニングラボを設立いたしました。
令和4年(2022年)1月1日
保育コンディショニングラボ 代表 中村章啓
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